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  • 2017.05.24

美容に良い ー食べ物ー

美容に関する情報は毎日と言っていいほど色んなところで紹介されます。

ほとんど毎日、あるいは週変わりで新しい情報が次から次へとupされます。

今回は、これまでの情報、これからの情報に惑わされないように、美容への対策を食べ物から考えていきたいと思います。

 

 

  • コラーゲンについて

コラーゲンと聞くととても美容に良さそうです。

でも、だからといってコラーゲンのサプリメントを買うのは浅はかです。すぐにやめましょう。

 

コラーゲンとはなんなのか?をまずは理解しましょう。

コラーゲンは皮膚や筋肉、関節の軟骨などを形成するものです。形を保持したり、弾力を持たせたりする役割があります。

形を保持ということは「たるみ」に関わり、弾力は「ハリ」に関わるとイメージして頂ければと思います。

 

コラーゲン=タンパク質(アミノ酸)+ビタミンC

となります。

なので、タンパク質とビタミンCをしっかり摂る必要があります。

だったら最初からコラーゲンを摂った方が効率いいじゃん=効果的じゃん、と考える人がほとんどです。

だからコラーゲンサプリメント、コラーゲンを打ち出した食品・メニューが売れるのです。

でもこれは売るための文句です。

 

コラーゲン=タンパク質+ビタミンCなので、逆にいえばコラーゲンを摂っても、体内で一度、タンパク質とビタミンCに分解されます。

その後、タンパク質が必要なところに(筋肉、髪の毛、爪、皮膚、関節など)、ビタミンCが必要なところに(活性酸素の除去など)に使われます。

ちなみに、肌は美容の観点からは大事かもしれませんが、生命維持の方が優先されるので、筋肉や関節にタンパク質が沢山使われます。

肌は後回し、という事です。

コラーゲンを摂れば直接的に肌がプルプルになるというわけでは無く、コラーゲンサプリメントごときの量では肌を若く保つ事は難しいのです。

 

  • コラーゲンを作りやすい状態を作っておく

この考えが大事です。

タンパク質=肉、魚、大豆など

ビタミンC=フルーツ、葉野菜など

これらを充分食べる必要があります。3食しっかり補給しておくと、体内ではいつでもコラーゲンが作れます。

なので、肌の組織が古くなったら(自分が気付かないレベル)すぐにコラーゲンを作り、入れ替える事が出来ます。

ただ、フルーツは糖質を含んでいるので、ミカン1個程度までにすると良いでしょう。

糖質は糖化といって、=細胞のサビに繋がります。鉄が錆びるアレと同じです。老化を促進します。

 

ハリ艶のある肌=新しい組織>古い組織

老化していく肌=古い組織>新しい組織

 

これは組織の入れ替わり(代謝)を表しています。

ハリ艶のある肌は新しい組織が供給されるのが追い付いている状態。

老化していく肌は新しい組織の供給が追い付かず古い組織が多く残っていく状態。

常にコラーゲンを作り供給出来るように、十分な量のタンパク質とビタミンCを食べましょう。

 

  • ビタミンCの効果

ビタミンCは抗酸化作用という「細胞を守る」働きがあります。

ヒトは呼吸をするだけで活性酸素が生じます。

これは細胞や遺伝子を傷付けたりするので、除去してあげる必要があります。

肌のシミなどは活性酸素が原因の1つです。

ビタミンCやEは活性酸素を除去し、細胞を守ってくれます。

 

  • 何を食べたら良いのか?

枝豆です。

枝豆はタンパク質を多く含みます。

しかも、ビタミンCも多く含んでいます。

更には、食物繊維まで摂れるオマケつきです。

美容に良い食べ物として、最高に効率が良いと思います。

 

分けて食べるなら、タンパク質は

魚、牛肉、豚肉、鶏肉、卵などです。

豚肉はビタミンB群が多いので、代謝upにも繋がります。※カロリー高いので気をつけて

ビタミンCは、ピーマン、グレープフルーツ、ブロッコリーなどです。

ピーマンの肉詰めとか良いかもしれませんね。

 

まとめ

タンパク質、ビタミンC共に体内に溜め込む事が出来ないので、3食しっかり取り入れましょう。

肉・魚は女性でも1日300g(1食100g)、男性なら1日400g(1食140g)は食べましょう!

 

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