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2024.10.15

筋トレよくある質問30個

今回は、筋トレ初心者からよくある質問への回答をまとめてみました。 実際に私が、カウンセリング時によく聞かれるものを挙げています。 【メニュー編】 1.運動経験がない・運動音痴です。こんな人でも出来ますか? 筋トレは関節を動かすだけ、そこに負荷が加わっているだけなので、いわゆるスポーツのセンスは一切必要ありません。 経験がない人こそ、運動の入り口として筋トレを推奨します。 筋トレで体力や自信がついたら、興味のあるスポーツや、登山・ボルダリングなどのアクティビティーにチャレンジされると良いと思います。 2.なにから始めれば? ジムであれば、とりあえず筋トレマ...

2024.09.29

糖尿病を改善する6つの食事方法|最も効果的なのは?

2型糖尿病は、インスリンと呼ばれるホルモンが適切に働かないために、血糖値が慢性的に高くなる状態です。 血糖値が高い状態が長く続くと、心筋梗塞や脳卒中、目や腎臓の病気、足の病気など、他の健康障害を引き起こす可能性があります。 血糖値の改善には、食事と運動が必須です。 食事についてはさまざまな方法が提案されており、特定の食物・食材を食べると効果があるよ!というのも含めると、情報が多すぎて振り回される人も少なくありません。 今回は、血糖コントロールにはどの食事方法が効果的なのかを、研究で充分に成果を挙げ、誰がやってもある程度の効果が期待できますよ。 というものを6つを紹...

2024.09.10

内臓脂肪を落とす効率的な方法

内臓脂肪は、腹筋の内側につきます。一般的に、内臓脂肪は女性より男性がつきやすい脂肪ですが、閉経後は女性も内臓脂肪がつきやすくなる傾向があります。 脂肪細胞から様々な「生理活性物質」を分泌しています。内臓脂肪から放出される生理活性物質には、生活習慣病を「招くもの」と「防ぐもの」があります。 内臓脂肪がたまると、生活習慣病を引き起こす生理活性物質の分泌量が増加し、生活習慣病を防ぐ生理活性物質は減少してしまいます。 そのため、内臓脂肪がたまると血糖値や血圧が上がり、血管の損傷が促進され、糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高まってしまうというわけです。 さらに進...

2024.07.23

健康のために1日何歩歩けば良いか?

身体活動は、複数の慢性疾患による罹患率や死亡率を低下させ、生活の質の向上と関連しています。 様々なデバイスの普及に伴い、一般の人々にとって1日の歩数をモニターすることは非常に簡単になっています。 1日1万歩という目標は、一般的な健康にとって最適であるとして広く推進されているが、これはエビデンスに基づくものではなく、日本におけるマーケティングキャンペーンに由来するものです。 今回は、1日当たりの歩数と死亡率に関するメタアナリシスを完成させることを目的とした研究を紹介します。 座っている時間が長いとどのような影響があるのか、 1日にどのくらい歩けば良いのかを確認したい...

2024.07.01

肥満のためのの運動を考える

高血圧/肥満を改善する運動 肥満の人は筋肉量が多い傾向にあります。これは、身体が重いので、日常的にそれを支えるためだと考えられています。 そこで、こんな疑問が浮かんできます。 「肥満の有酸素運動は本当に筋肉量が増える効果がありますか?」 仮に有酸素運動だけで増えるとしたら、体重が大きい人は筋トレはいらないということになります。 有酸素運動は筋肉が増えるか? 2024年5月、肥満男女成人の筋肉量に対する有酸素運動の影響が調査されました。 4つのランダム化比較試験を集め(対照n = 63:介入n = 175)分析したものになります。 参加者は、監視下のもとで...

2024.06.27

時間制限食は最も簡単なダイエット方法

【最新】内臓脂肪を減らす&筋肉を残す食事法 YouTube こんにちは。夏に向けてダイエットを頑張っている人も多いと思います。 脂肪を落とすには食事・栄養の改善が必要になります。様々な食事方法がありますが、お客様に提案することが多いのは時間制限食です。 今回は、時間制限食が筋肉を維持しながら脂肪を減らす最強の方法です。というお話です。 時間制限食とは 時間制限食とはその名の通り、食べる時間を制限する食事方法です。 具体的には、8時間食事、16時間絶食パターンがよく用いられます。その他の方法として、10時間食事、14時間絶食の食事が長めのパターンと、6...

2024.06.13

タンパク質以外の筋肥大サプリメント

筋肥大を促すための栄養として、タンパク質が必要なのはよく知られています。 プロテインなどの栄養補助食品から摂取している人も多いと思います。 タンパク質が不足している人は少ないと思いますので、今回は、タンパク質以外で、筋肥大に役立つ栄養補助食品をレビューしたいと思います。 2024年4月のレビュー論文をもとに紹介しますので、現時点で最新の情報まとめとなります。 筋トレによる肥大のメカニズム概要 筋トレは、以下の急性イベントの連続により骨格筋肥大を誘発します。 筋線維収縮の活性化 以下に起因するシグナリング経路の活性化 筋線維核と膜の機械的ストレ...

2024.06.05

健康の為に1日の歩数を増やしましょう

皆さんは1日何歩歩いているでしょうか? 電車通勤する多くのデスクワーカーは家から駅、そして会社まで歩くので5,000歩前後くらいになる人が多いと思います。車通勤の人ではもっと少なくなると予想されます。3,000歩あるかないかだと思います。 健康の為には1日8,000歩以上歩くのが推奨されます。出来る範囲で段階的に歩数を増やし1万歩を目指すのが良いです。 以下は、高齢者のケースですが1日の歩数と死亡率との関係を調べた研究です。結論からいうと、5,000~7,000歩辺りから効果が得られ、体力レベルの低い人はもう少し多く歩数が必要。との事でした。 虚弱高齢者と非虚弱高齢者におけ...

2024.06.03

血圧低下のためのビタミンとミネラル:6つのサプリメント

世界で約13億9000万人が高血圧を患っており、心血管疾患と全原因死亡率の危険因子です。心臓病と脳卒中の予防に、血圧コントロールは欠かせません。 日本では、収縮期血圧(上)が140以上、または拡張期血圧(下)が90以上の場合を高血圧と診断します。 高血圧の予防には、食塩摂取量の制限と、内臓脂肪による肥満の予防、運動、これらが必要となってきます。 栄養バランスという観点から見ると、栄養補助食品であるサプリメントの活用も、血圧の改善に役立つと考えられます。しかし、世の中に流通しているサプリメントは五万とあります。 したがって、今回は、十分に研究がなされて効果があると認められ...

2024.05.07

熱中症対策 予防と症状

5月になったばかりですが、気温もだいぶ上がってきました。GW中暑かったですね。そろそろ熱中症に気をつける時期です。 熱に体が順応していない時期に熱中症・脱水症状の発生が急激にあがります。 先日、熱中症についてYouTubeにて動画を投稿しました。熱中症について予防・症状・応急処置 今回は、熱中症の予防アプローチについていくつか紹介します。 ◆熱中症を疑うケース 熱中症にはグレードがあります。 I度:軽症 ・立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる) ・筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り) ・大量の発汗 ...

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