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  • 2023.01.07

タンパク質は認知機能低下を抑制する


タンパク質は筋肉を維持・増量させるために必要なものということを知っている人は多いと思います。最近ではスーパーやコンビニなどでも「タンパク質強化食品」が沢山陳列されています。

では、タンパク質が認知機能低下を抑制する効果があることはご存知でしょうか?ハーバード大学の研究を紹介します。

結論からいうと、

  • 動物性タンパク質の摂取は認知症を発症するリスクが低くなる
  • 植物性タンパク質の摂取は認知症を発症するリスクがさらに低くなる
  • えんどう豆、ライ豆が特に効果が高かった

2022年1月号のThe American Journal of Clinical Nutritionに掲載されたハーバード大学の研究は、食事で十分なタンパク質を摂取することが認知力を守るために重要である可能性を示唆しています。

研究者らは、20年以上追跡調査した7万7000人以上の男女の自己申告による食習慣と健康状態を評価した。

炭水化物を食べることに比べて、タンパク質を食べることは、人生の後半に認知機能の低下を起こす確率を低くすることと関連していました。その差はそれほど大きくはありませんでした。例えば、炭水化物の代わりに動物性タンパク質を摂取するカロリーが5%増えるごとに、認知症を発症するリスクが11%低くなりました。また、炭水化物の代わりに植物性タンパク質を5%摂取するごとに、認知症になるリスクが26%低下したのです。

「豆類と豆類食品は、最も強い保護的な関係を持っていました。特にエンドウ豆とライマメは、週3食増えるごとに、認知機能低下のリスクが28%低下しました」と、筆頭著者でハーバード大学T・H・チャン公衆衛生大学院の博士研究員である葉天心博士は述べています。

この研究は観察的なもので、タンパク質を多く摂れば脳が保護されるということを証明するものではありません。しかし、タンパク質は筋肉や臓器の構成要素であり、組織や細胞の修復、重要な脳内物質の生成に不可欠であることは、すでに分かっています。ですから、毎回の食事には必ずタンパク質を、特に豆類、レンズ豆、ナッツ類、種子類などの植物性タンパク質を加えてください。

まとめ

タンパク質は筋肉や臓器に必須の栄養素で、糖質や脂質と違い体内で作ることができません。したがって食事に必ずタンパク源となるものを取り入れなければなりません。

どうせ毎回の食事でタンパク質を取り入れるなら、植物性タンパク質を含む食材を一部取り入れておく方が良さそうです。記事に記載のえんどう豆やライ豆はもちろん、日本人に馴染みのある大豆も植物性タンパク質を摂れるので良さそうです。

豆類を摂ることで食物繊維も摂取できるため、腸内環境の健康維持にも同時に役立ちます。

動物性タンパク質だけになっていないか見直してみてはいかがでしょうか。


参考文献

Protein intake associated with less cognitive decline

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