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  • 2022.05.13

ダイエット成功の秘訣は習慣化できるかが全て

減量をしていくには、1日の消費カロリー>1日の摂取カロリー、を積み重ねていく事が必要です。

たったこれだけ、シンプルです。

減量に取り組む方にとっては、習慣ではない事に取り組む事になるので、新たに取り組む事項をいかに習慣化するかが減量を成功させる鍵になります。

 

減量に取り組みたいと思っている皆さんは、既に現在の習慣の上に自分の身体が出来上がっていると認識しなければなりません。

それをもとに、その習慣のどこを改善すればよいのかを考えます。あとは実行し続けるだけでなにも難しくはありません。

ただ、現在の習慣はアナタにとって快適な領域なので、それを壊したくないという心理が働きます。この心理が働く限り新たに取り組む事にはストレスを感じるでしょう。

 

新しい物事を習慣化させるには「21日間の法則」というものがあります。3週間ですね。

21日間継続すればその後も習慣化しやすくなるという目標みたいなものです。

 

研究によれば、習慣が身に着くまでの平均時間は66日、18日~254日まで個人差があった、としています。

複雑な行動ほど習慣化に至るまで長い時間がかかります。

例えば「1日コップ1杯の水を飲む」よりも「定期的に運動をする」方が長く時間がかかります。

運動の習慣化は飲食の習慣化よりも約1.5倍長くかかるようです。

期間中、新たに取り組み始めたことを1日止めた場合、習慣化にどのように影響するかも検討されましたが長期的には問題ありませんでした。(習慣化するまで止めない方が良いと考えられます)

 

これからダイエットや身体づくりのために運動に励もうと思っている方は、出来れば3ヶ月はしっかり取り組むように意識されると良いでしょう。と言っても筋トレの場合は毎日ではなく週に2~3回なのでさほど難しくはないと思います。

毎日取り組むであろう食事改善ならまずは3週間継続する事から始めてみましょう。

 

やらない言い訳よりも、やる言い訳というかどうやったら出来るだろうか?を考える事も習慣化させましょう。

今日は疲れている、仕事が最近立て込んでいる、雨が降っているから…などの中止する為の言い訳は、小学校をズル休みする子供でも簡単に思いつく言い訳です。

  • 疲れているけど体力を付けるためにこれから運動をする
  • 雨でも室内(自宅)で出来る事をやろう
  • 仕事が立て込んでるけどスクワットだけなら5-10分で終わるからコレだけでもやろう

など、やる為の言い訳を思い浮かべましょう。これもだんだん習慣化させて、思考を変えて行動変容に繋げていきます。

 

その他にも、環境を変えるのが一番手っ取り早い方法としてあります。

同じような目標(取り組み)を持った仲間を周りに置く、周りに宣言してやらざるを得ない状況を作る、などがあります。

私のこれまでのクライアントを振り返ってみると、身体づくりに新しく取り組んで成功しいてる人は周りに宣言している傾向があると感じています。

また、トレーナー・栄養士に食事の管理をしてもらうといった方法もあります。これも第三者に監視されているという新しい環境が加わるので手っ取り早いです。最初は強制力が働きますが、続けているうちに習慣に変わってきます。

 

繰り返しますが、今の自分の身体は現在の習慣のもとに成り立っています。憧れのモデルや俳優もそのスタイルを維持する為に見えないところでキッチリやるべき事をやっています。

たまにSNSで今流行りの食べ物やジャンクな食べ物(ピザやバーガーなど)を食べているアピールをする芸能人・海外セレブも居ますが、写真用で撮って実は食べていないというのはよくある事です。

今の状態を認識して、やる言い訳を考えて、まずは少なくとも2ヶ月は続けてみましょう。ココが良くなったかもと自分を褒めてあげるのも効果的ですよ。


参考

How are habits formed: Modelling habit formation in the real world

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