BLOG

  • 2019.05.09

筋トレは糖尿病に効果的


一般的な生活習慣病の中の『糖尿病』は2型糖尿病となります。

2型糖尿病の患者数は年々増加傾向にあります。

高齢化が一つの要因でもありますが、2型糖尿病は運動不足が引き起こす疾患です。

年々、テクノロジーの発達により運動する機会が減っているからです。

従って運動を勧められる事が多いと思いますし、改善するには運動が必須になります。

運動の中でも、私は筋トレが非常に血糖コントロールに対して効果的だと考えています。

有酸素性運動や水中運動など様々な運動様式がありますが、今回は「筋トレ」を勧めてみたいと思います。

 

筋トレは良く糖質を使う運動である

エネルギー源として、ウォーキングや日常生活は脂質と糖質が約半々で使用されています(ちょっと脂質が多いです)。

しかし筋トレでは8~10割を糖質で賄う事になります。

つまり血液中の糖や筋肉・肝臓に蓄えている糖を使用するので、その量が減ることになります。

入ってきた糖質は沢山使えばよいだけの話です。

 

筋トレはインスリン感受性を高める

これは糖尿病の予防・改善策として最も強力な理由になると考えられます。

2型糖尿病の人はインスリン感受性が低くなっています。

簡単に言うと、血糖値を下げるインスリンというホルモンが効かない、効きにくいという事です。

筋トレはインスリン感受性をウォーキングより遥かに効きやすくしてくれます。

糖質を良く使う運動と相まって、インスリン感受性が高まることにより、血液中の糖が筋肉の中に多く引き込まれ血糖値が下がりやすくなります。

血糖値へのダブルパンチです。

 

糖や脂質代謝の活発な筋繊維に変化する

筋繊維には大きく分けて、速筋(白)、中間筋(ピンク)、遅筋(赤)、の種類があります。

2型糖尿病では白線維 の割合が高くなり,赤やピンク線維の割合が低くなる ようです。

筋トレには白をピンクに変える効果があります。

すると白繊維の比率が下がり、代謝の高いピンク繊維が増えるので代謝が上がり、血糖値のコントロールや肥満の改善にも効果的に働くことになります。

正に体質改善ですね!

 

まとめ

以上、大きく3つの理由から筋トレは糖尿病に対して時間効率の良いエクササイズ手段だと言えると考えられます。週に1~2回で効果を得られます。

事例として、週1回筋トレを指導しているお客様、食事内容は相変わらず糖質大好きで変わっていませんが、HbA1cは常時8%台→常時6%台後半で安定しています。(ほんとはもう少し下げたいのだけれど)

そもそも、糖尿病にならないように予防の観点から筋力トレーニングを実施しておくのがベターです。

 

美味しいものを食べたいなら筋トレしよう!

 

代謝改善の最適手段 筋トレも参考にしてみてください。

※糖尿病のレベルや合併症の有無などによって運動処方が変わります。場合によっては運動禁忌になる事もあるので、事前に医師と相談して導入することが望ましいです。

血糖降下薬を服用する前にまず、主治医と相談して筋力トレーニングの導入を検討してみましょう。

また、食事による糖質の摂取量をコントロールすることも併せて行う必要があるのは言うまでもありません。



関連

効果的な筋力トレーニング5つの方法 ジム編

効果的な筋力トレーニング3つの方法 自宅編

【参考】

月刊糖尿病 2015/1 Vol.7 No.1

ESSENTIALS of STRENGTH TRAINING and CONDITIONING   Third Edition


IGF CLOUD

IGF cloudは「インターネットの中にあるフィットネスクラブ」です。
IGF cloudでは、お客様の食習慣を個別に管理・評価を行います
加えて運動プログラムと身体づくりに関わるあらゆる情報を整理し、
それらをお客様へ提供する事で理想の身体へ導きます。