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  • 2020.10.26

胃癌・食道癌 術後の方でも筋トレで筋肉と体力はつく!

私は「胃を切った人 友の会 アルファ・クラブ」の会報誌にて毎月トレーニングに関する記事を連載しています。

紙面ではエクササイズの動きを伝えるには限界があるので、こちらで動画付きで解説していきます。

アルファ・クラブは、胃を切った人(胃癌や食道癌の患者さん)が多くいらっしゃいます。

胃・食道癌の手術を行った人達はほぼ確実に体重が減ります。しかもかなりの量が減ります。

体重は脂肪が減るのはちろんですが、筋肉も減ってしまいます。筋肉が減るというのが非常に問題となっております。

筋肉量の低下は、生活の質の低下、更に悪化すれば生存率の低下にも繋がります。

まずは【スクワット】

レベルアップして【片脚のスクワット】

上半身は【腕立て伏せ】

肩は【ショルダープレス】(ペットボトルでも可)

背中は【ロウイング】(ゴムチューブが必要)

筋肉は人間が地球上で生きていくうえで必要なものです。

なぜかというと、筋肉は重力に抗い自分の意志通り行動するための器官だからです。内臓も筋肉で出来ています。

生存していく段階で言えば、食料を手に入れる、調理する、食べる、血液を送る心臓、食物を消化する胃や腸、など

社会的段階で言えば、家族と楽しい時間を過ごす、介護を受けるか否か、など

自己実現としては、自分の足で出かけたり活動的に過ごす、仕事や家庭菜園を続けたい、など

これらは全て筋肉が必要です。介護は受けるより受けずに自分で活動できるに越したことはありません。筋肉は体力に直結します。筋肉は力強さに直結します。

まずは筋肉を付けなければなりません。その為には運動をしなければなりません。

運動を始めればエネルギー消費が増えるので、それを補おうと食欲が湧きやすくなります。食べれるようになればより運動量が増えます。この繰り返しで少しずつ活動的に過ごせるようになります。

 

運動を行えば高齢者でも筋肉量が増える事は既に実証されているので、始めるに早いも遅いもなく、思い立ったが吉日です。高齢者でも筋肉はつくのか?

大半の人は何をどうやったらいいのか?が分からず、運動を始める障壁になっている事があると思います。

そんな方は、パーソナルトレーナーを付ける良さと選び方をご覧ください。

あるいは、何をやったら良いですか?と運動指導者に直接聞きに行くと良いですよ。

これはお医者さんに聞くより運動指導者の方が運動に関してはスペシャリストなので、トレーナーに相談するのがお勧めです。

※既にリハビリを終え退院されている方は、ジムでトレーナーに指導してもらうのが良いと思います。リハビリテーションとストレングストレーニングは考え方が異なるからです。

また、栄養も同時に考えていきましょう。これは管理栄養士からのアドバイスを聞くのが良いですが、トレーナーの意見も聞くべきです。

トレーナーも筋肉や体力を付けるにはどういう栄養戦略を立てるかを考えるし、そういう教育を受けているからです。栄養の専門家と運動の専門家から栄養に関しての意見を聞いて自分の生活に取り入れる事が必要です。

やり始めれば必ず筋肉は付きます。体力も付きます。

最終的には精神論のような話になりますが、出来る、やる、といった意志を持てれば運動をやったことが無い方でも必ず成果は出せます。

以下の症例もご参考にされてください。


【症例】72歳 男性 食道癌術後 トレーニング

国際医療福祉大学にて症例報告をしてきました。