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  • 2019.10.17

認知症予防と運動


認知症は加齢に伴う病変の一つです。

(1)

このように、わが国では右肩上がりに認知症患者が増えてきています。

認知症の危険因子には遺伝的なものとそうでないものがあります。

遺伝ではない因子として、加齢が挙げられます。

また、女性は男性よりも長生きするため男性よりも有病率は高くなります。

肥満、高血圧、高コレステロールを伴う心臓血管系疾患と糖尿病は、血管性認知症とアルツハイマー型認知症に関連します。(2)

教育レベルが低いと認知症を発症する可能性が高まるようです。

 

認知症と運動

運動は認知症発症リスクの低下、進行を遅らせる可能性があります。

特に有酸素運動が高齢者の認知を改善すると結論づけています。(3)

運動がもたらす利益には、肥満改善、2型糖尿病のリスク低減、骨と筋肉の強化、心臓血管系疾患のリスク低減、高齢者のADL向上、心の健康と気分の改善など数多くあります。

その中でも肥満や糖尿病の予防、改善が出来れば認知症発症の危険因子をつぶす事になりますので、大きな予防効果に繋がります。

個人的には、有酸素運動の実施中におこる様々な景色変化が視覚刺激として目に飛び込んでくるのも脳の活性化には良いのではないかなと考えています。

ACSMが推奨するように、週に3~5回、一回20~60分、最大心拍数の50~80%強度(楽に実施できる~軽く息が上がる程度)で行うと良いです。

 

筋力トレーニング

有酸素性運動が強調されている事が多いですが、併せて筋力トレーニングを行う事で、高齢者の加齢に伴う体力の低下を抑えていく事が望ましいです。

特に糖尿病や肥満は筋力トレーニングが改善しやすい手段です。

また、筋力トレーニング実施後は集中力や記憶力の向上がみられることから、脳になんらかのポジティブな影響があると考えられます。筋力トレーニングと認知症の関係性については今後の研究が待たれるところです。

機材が無い、ジムを利用しない場合でも、自宅で家事を行ったり、買い物でバッグを持ったり、階段を昇ったりと身近なものでも十分筋力を鍛える事が出来ます。

もちろん、バーベルやダンベルを用いてしっかり筋肉へ刺激を与えるほうが効果的です。

WHOでは週に3回は身体活動を行う事を勧めています。(4)

ひとりではやり方が分からない、やる気がでない等の不安がある方は是非ご相談ください。

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まとめ

誰もが年を取る為、加齢は防ぎようのない因子ですが、糖尿病や肥満、高コレステロール血症などの生活習慣病は定期的な運動と食事で改善できる部分でもあるので、予防できるところはしっかりケアをしていきましょう。

日常生活の中でも工夫をすることで身体活動量を増やす事も出来ます。

怠けず、自分で出来る限りの作業は行っていく意識が大切ですね。

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参考文献

1.厚生労働省みんなのメンタルヘルス

2.Burns J, Cronk B, Anderson H, Donnelly J, Thomas G, Harsha A, Brooks W, and Swerdlow R. Cardiorespiratory fitness and brain atrophy in early Alzheimer disease. Neurology 71:210-216,2008.

3. Ahlskog J, Geda Y, Graff-Radford N, and Petersen RC. Physical exercise as a preventive or disease-modifying treatment of dementia and brain aging. Mayo Clin Proc 86: 876–884, 2011.

4. World Health Organization. Physical Activity and Older Adults . World Health Organizatio n, 2012. Available at: http://www.who.int/dietphysicalactivity/factsheet_olderadults/en/index.html. Accessed: February 16, 2013.  62

 


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