トレーナー目線でロンドンを見て感じた事
自分的に結構好きな記事なので、2018/12/13 リライトしました。
昨年11月にロンドンに行ったのですが、ふとその時感じた事をトレーナーという視点から書いてみたいと思います。
現地人が凄く大きい
まず感じたのはコレです。
縦にも横にも大きいのですが、特に身長が凄く高いな~、と感じました。
180cmの日本人と一緒に歩いていたので比べてみると、大体ですが現地人の男性で平均190cm、女性180cmくらいでした。
街を歩く60代くらいのおじいさんも180超えはザラでした。しかもシャキシャキ歩いています。
なぜこんなに身長が高いのか、単なる遺伝で片付けたくなかったので生活習慣が関わっているのかと考えながらロンドンに数日滞在しました。
そこでこの辺が関係してそうだな、と感じたのは以下です。
①乳製品を良く食べる
乳製品にはタンパク質が豊富に含まれています。アミノ酸もBCAAが多いので筋肉も強く、大きくしてくれます。筋肉が多いと骨密度も上がります。
乳製品にはビタミンDやカルシウムも含まれるので、骨の形成にも役立ちます。
日本によくあるような「とろけるチーズ」なんてありません。デカい塊のチーズが売っています。それを大根おろしのような感じででスライスしながら、ふりかけのように食材にぶっかけます。
薄味の料理が多いロンドンではチーズを味付けに使う事も多いのかもしれません。
牛乳は日本にあるような紙パックの1リットルではありません。スーパーには4パイントがズラーっと並んでいます。重いので取っ手付の容器に入っています。
これだけの牛乳を賞味期限以内に飲むのですからやはり栄養摂取量が日本と段違いですね。
ロンドンの牛乳を飲んでみましたが、なんだか日本のより味が濃く、ちょっともったりした印象でした。脂肪分が違うのかしら?
ロンドンの牛乳について調べてみると、殺菌方法が日本と違うということが分かりました。
日本では高温で2秒殺菌をしますが、イギリスでは低温で10秒殺菌だそうです。
高温にさらされると食材の酵素は死んでしまいますから、同じ牛乳でも栄養の質はずいぶん違うのではないかと思われます。(ロンドンの牛乳は栄養吸収されやすい?)
この辺りの小さい頃からの習慣で、日本人とイギリス人でかなり骨格の差が生まれそうだと想像がつきます。
②肉・魚もよく食べる(デカい)
ローストビーフは日本のように「薄~い」ペラペラの肉ではありません。もはやステーキと言った方が良いのではないかというくらい大きく分厚く、それを3枚とか4枚も盛られています。
もちろんお腹いっぱいになります。
ちなみにソースはほとんど味がないので、西洋わさびで食べるか、塩コショウで自分で味付けして食べることになります…現地のおじいさんが塩をめちゃくちゃかけていたのは流石に笑いました。(現地人も店の味には満足していない笑)
フィッシュ&チップスも有名ですが、これに使われる魚もかなり大きいです。大体20cmくらいの切り身でした。超高カロリー高タンパクですね。でも糖質は少ないから太りにくいかもしれません。
この2つはかなり高タンパクですね。もちろん現地の人が毎日これを食べているわけではありませんが、その量を見る限りその他の食材も同等の量で食べているのかなと思われます。
③というかあらゆる食糧がデカい
普通にスーパーに売られているサンドイッチは余裕の700kcalオーバーです。日本のサンドイッチは300kcal程度なので倍です。もちろんサイズも倍です。
買って食べましたが、こんなに食えるか!と自分で突っ込みました。
それを食べながら街を颯爽と歩いている人が多いです。(でもこれ、カッコいいというか絵になります)
かなり歩く
建物がかなり広い敷地にあることが多いので、かなり歩きます。建造物がそもそも大きいので、建物の端から端まで歩くのでもけっこうな歩数になります。
でも皆さん脚が長いので、歩くスピードも東京のサラリーマンよりも普通に早いです。なので広くてもそれがちょうど良いのかもしれません。
運動量が多いのは確実だと思います。
ちなみにロンドン在住のお客様から聞いた話で、英国でも減量をする時はローカーボ(糖質制限食)が流行っているとの事です。
糖質制限食は日本だけではなく世界的なトレンドになっているのだなと思いました。
まとめ
生活習慣からみてみるとロンドン人が身長が高くて、筋肉質な人が多いのも頷けます。また、高齢者も大きくシャキシャキと活動しているのも頷けます。
現地の人は気さくで凄く日本人に?優しい(主観ですが)のでオススメの海外旅行地です。
色々な発見があり面白かったです。また他の国にも行った際はこういったブログも書いてみたいと思います。