擦り傷を跡に残さない方法
こんにちは。
冬も本番に入りとても乾燥してきましたね。
紙で指を切ってしまったり、洗い物で手がかさかさになってふとした拍子に出血してしまったり・・
後は季節問わずですが転倒して擦り傷を負ったりすると思います。
そんな時、跡に残さないようになるべく綺麗に治したいですよね。
女性ならなおさらそうだと思います。
私自身、テニスをやっていたので擦りむいた時に正しい処置をせず跡に残ってしまった箇所がいくつかあります。
この記事では
・どうして傷跡が残るのか
・傷跡を残さない為に何をすれば良いのか
について書いていきます。
どうじて傷跡が残るか
傷がつく、ということは細胞が損傷しております。
そして損傷した細胞を修復しよういう再生能力が働きます。
その再生能力を妨げてしまうのが消毒と乾燥です。
最近では消毒しない、ということが常識になりつつあるのではないでしょうか?
恐らくこの記事を読んでいる方の中で知っている方もいるかと思います。
要するに消毒をすると傷口を治そうとする細胞まで消してしまっています。
そして乾燥をさせることにより傷跡を治そうとする細胞の働きを弱めてしまい、結果的に綺麗に治らない跡に残ってしまうケガとなります。
傷跡が残っている方はなんとなく消毒&乾燥をさせてしまっていたかと思います。
私自身も思い当たる節ばかりです。
乾燥と言うとなかなかイメージが湧かないかもしれませんが、
【カサブタをつくった=乾燥させていた】ということです。
カサブタは実は良くない、という事だったんですね。
傷跡を残さない為に何をすれば良いか
これはとてもシンプルで簡単です。
要は消毒&感想をさせなければいいのです。
- 傷口を水道水で洗浄
- 傷口に砂などが入っていたら取り除く
- ワセリンなどの軟膏を塗り、絆創膏などのハイドロコロイド素材の物で保護する
- なるべく毎日取り換えて傷口周辺の衛生環境を保つ
このような手順でOKです。
感染症などの可能性があれば医療機関の受診をするべきですが基本的には稀なことですので必要ございません。
ハイドロコロイド素材とは
水分を吸収・保護するハイドロコロイド粒子というものです。このハイドロコロイド粒子が、キズ口に出てくる体液を吸収してふくらみ、ゼリーのようなゲル状のクッションになります。
最近では絆創膏に湿潤作用がある物もポピュラーになってきていますのでドラッグストアで手軽に手にすることが出来ると思います。
ワセリン等の軟膏に関しても概ね置いてあると思います。
是非ご自宅に備えが無ければ手に取ってみてください。
私の経験で言うと毎日絆創膏を変えていなかったり、傷口を乾燥させてカサブタを作ってしまったり、日光に当ててしまったりという事が多々ありました。
(紫外線も跡に残る原因の一つです)
今振り返るとなるべくして跡になってしまったんだな、と思います。
まとめ
擦り傷というのは誰しもが必ずと言っていいほど負ってしまうことがあると思います。
その時に正しい処置が出来る出来ないでは修復の早さが違います。
そして何より傷跡が残らず綺麗に治ります。
お子さんが転んだり、女性で露出部に傷をつくったりした場合、跡に残したくないですよね。
どうかこの記事を読まれた方が正しい処置を出来るようになってくれると幸いです。
私はマラソン大会でランナーの処置をすることが多々ありますので、啓蒙活動というと大げさですが正しい知識を広めていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。