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  • 2018.11.20

BMIとSMI -肥満と痩せ-


体型を判断する際、良く用いられる指標がBMIです。

BMIの求め方は、体重㎏÷身長mの2乗、です。

(例)160㎝の人で、60㎏の場合

60÷(1.6×1.6)=23.4 となります。

BMIの基準値は日本肥満学会によると

18.5未満 低体重

18.5~24.9 普通体重

25.0~29.9 肥満1度

30.0~34.9 肥満2度

35.0~39.9 肥満3度

40.0~ 肥満4度

としています。しかしこれだけで体格の良し悪しは判断できません。脂肪で身体が重いのか、筋肉で重いのかでかなり健康状態は変わってくるからです。

健康状態の把握には、これに加えて腹囲がよく用いられます。内臓脂肪が多い場合はウエストが太くなるからです。男性で85㎝以上、女性は90㎝以上でメタボリックシンドロームと診断されやすくなります。

国立がん研究センターが出しているBMI値と死亡率との関係は下のグラフの通りです。

BMIは高くても低くても死亡率は上がるので、痩せすぎも太りすぎも良くないという事が分かります。

男性は23~26.9、女性は19~24.9を目指すと良さそうです。

 

BMIとは別にSMIという指標があります。これは比較的最近出てきた指標なのでご存じない方も多いと思います。

SMI=四肢の骨格筋量㎏÷身長mの2乗 で求められます。

もっと簡単に言うと「BMIの筋肉量バージョン」といったところでしょうか。

BMIは脂肪も筋肉も込々で体格を判断するのに対し、SMIは純粋に筋肉量だけで判断します。

まだ、研究が盛んにおこなわれている分野なので、基準値が細かく設定されている訳ではありません。

しかし、サルコペニアの判断にはよく用いられている指標です。

 

筋肉量の低下は生活の質(QOL)の低下に直結するので、この指標は今後スタンダードになってくるのではないかと思われます。

サルコペニアの高齢者への影響は広範囲に渡っており、大きな被害は、移動能力、身体障害、高額な医療費、そして死亡率などの観点から判定されています。

サルコペニアに関するSMIの基準値は、男性:7.0㎏/㎡未満女性:5.7㎏/㎡未満とされています。※AWGSの診断アルゴリズム

因みに四肢の骨格筋量は、高性能の身体測定機器(InBody)かDEXA法で測定します。家庭用の体重計では骨格筋量を正確に出す事が難しいからです。

 

BMIだけではなくSMIも健康状態に大きな影響を与えます。

筋肉量を増やす事でSMI値は向上させることが出来ますので、筋力トレーニングと充分な栄養で予防改善していきましょう。

もちろん弊社ではSMIの測定、筋肥大の運動処方・栄養アドバイスが可能です。是非ご利用ください。


参考

サルコペニア:定義と診断に関する欧州関連学会のコンセンサスの監訳とQ&A

 

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