便秘の悪影響と改善方法
便秘に悩む方は男女問わず結構いらっしゃいます。特に女性では多い傾向にありますが。
便秘の定義
便秘の定義は明確には無いようです。
日本内科学会:3日以上排便が無い状態、または排便があっても残便感がある状態
国際消化器病学会:排便回数が週3回未満
などとしています。
大体、2日に1回あれば最低限OK、3日以上無いなら怪しいと思った方が良いでしょう。
便秘の悪影響
便秘は身体にとって色々な悪影響を及ぼします。
- 腹痛
- 美容に良くない
- 大腸癌のリスク
大きく分けてこれらが挙げられます。
1.腹痛
お腹が痛くなるのはかなりキツいですよね。私も昔は便秘で腹痛を味わったことがありましたが、めちゃくちゃ痛いです。突き刺すような痛みです。
当時はかなりのストレスでした。
冷や汗ものです。
突き刺すまでの痛みは無くても2~3日の排便が無いだけで、お腹が重い感じ、窮屈な感じがありますね。
また、電車の中で急にお腹が痛くなったりすると悲惨ですね。満員電車では特に。
日々リズムよく便通があってほしいと皆願っていると思います。
2.美容に良くない
これは女性にとってはより大きな問題かもしれません。
よく「肌荒れなどが起きる」と便秘情報のサイトに載っています。
老廃物の排泄が上手くいかないと毒素が溜まるから、という感じで書かれていることが多いです。
今回はその先まで知りましょう。
- 老廃物が溜まる
- 毒素が発生
- 毒素を分解するために大量の酵素&補酵素が使われる
- タンパク質等の代謝が低下する
- 肌荒れが起こる&脂肪消費も減退する
こんな感じです。
皮膚やその下のコラーゲンなどはタンパク質なので、代謝が低下すると綺麗なものに生まれ変わる事が出来ませんよね?便秘を繰り返すと美容にも良くないです。
酵素&補酵素がダイエットについて最も重要です(ダイエットだけでなく代謝全部。ダイエットはその一部)。
酵素は人間の体内で量が決まっており、それを働かせるための補酵素があってようやく酵素が働く事になります。
酵素は車で言うガソリンのようなもの、補酵素はガソリンに火を付ける着火剤とイメージして頂くと分かりやすいでしょうか。
毒素は身体にとって悪いものなので、いち早く無毒化しないといけません。
だから、脂肪の代謝を後回しにして、便によって発生した毒を解毒する作業に入るわけです。
毒のもとになる便は早く出して、その他の代謝が上手くいくように環境を整えてあげる事は、美容にとってとても良い事です。
3.大腸癌のリスク
便通が週に2~3回でも毎日でも大腸癌になるリスクは変わらない。ということは言われています。
しかし、今まで毎日排便があったのに、ここ最近3~4日に1回程度になったり、下痢・便秘・腹痛など色々不規則なリズムで起こったりしていると大腸などで何らかのトラブルが起きている可能性があるので医療機関を受診しましょう。
大腸癌のリスクは喫煙、肥満が大きく関わってきます。
そう考えると便秘は直接的な影響は無いとされているとしても2.のような形で間接的に関わる可能性も無いとは言えません。
特に大腸癌に関しては「現段階での話」なので、今後の研究次第で覆る可能性も充分あり得ます。
便秘の予防・改善はどうしたらよいか?
改善の方法には大きく2パターンあります。
- 便の量を増やす
- 便の通りを良くする
です。
①便の量を増やすには食物繊維を摂るしかありません。
必然的に野菜や海藻、大豆などになるかと思います。またはサプリメントになるでしょうか。
これらは食べる量を増やしてもカロリーは殆どないのでダイエットを妨げる事はありません。
私がよくクライアントに実施してもらい確実に成果が出るのは、「ワカメの大量食い」です。
ワカメに絞らず海藻であれば大体成果が挙げられるとは思うのですが、ふえるワカメなどの乾燥したものは入手が容易なのでおススメしています。
ワカメはどの食材よりもマグネシウムが多く、さらに水溶性食物繊維が豊富に含まれます。
マグネシウムは便秘薬にも使われる成分でもあります。
筋肉の働きを良くしてくれたり、神経伝達を良くしてくれたりして排便を促してくれます。「便意を催しやすくなる」という事です。
薬ではない分、安心です。
水溶性食物繊維は便がヌルヌルしやすくなり、腸内での滑りを良くしてくれます。便の潤滑剤のようなイメージです。
この2つの効果が大きく期待できるのでワカメを選択しています。
どのくらい食べるとよいかですが、手のひらに山盛りです。一つまみと言わず鷲掴みくらい食べると効果が出やすいです。
水に戻してサラダにして食べても良いですし、味噌汁やスープに入れるのも良いです。ただワカメまみれになるのは言うまでもありません。笑
ちなみに仮に毎日手のひらいっぱいのワカメを食べたとしても過剰摂取の心配はありません。むしろ軟水で過ごす日本人は足りていない栄養素なのでもっと摂りたいくらいです。
ちなみに、これは私が実際に使っているもので効果が感じられたので、素直におススメしたいと思います。↓
↓妻が気に入って箱買いしたので、自宅に沢山置いてあります(^-^;
箱についていた試供品↓(実際にお客様に配りました)
とはいえ、あくまで個人の主観ですので自分に合った方法を見つけるのが大事ですね。それまではトライ&エラーを繰り返すのみだと思います。
運動をする
運動をして筋肉を強化すると、便を押し出しやすくなります。
特に下半身を使う運動(スクワットなど)は腹圧を高めやすいのでおススメです。
便秘を防ぐためにも日々定期的な運動を行いましょう。
便秘はダイエットを停滞させる原因にもなりますし、大腸癌のリスクをあげたり、美容を害したり、腹痛が起きたりと悪い事ばかりです。
まとめ
便秘に関する事を簡単にまとめてみました。
いずれにせよ、上から入れたものは下から出る、というのは自然の摂理です。最低でも2日に1回の排便、定期的な排便を維持しましょう。
改善のポイントは、運動、海藻、水分です。
これらが充分にこなせているか生活習慣を振りかえってみましょう。
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