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  • 2022.02.01

【女性向け】筋トレを行った方がよい理由


筋トレは現在ブームを迎えていますね。この流れはしばらく続くでしょう。

もはやブームというより健康寿命を延ばすのは誰もが望む事でしょう。

しかしながら、まだ男性に比べると女性は筋トレを避ける傾向があるな~と感じるので、筋トレは女性にとって良いですよ!むしろ女性こそ取り組んだ方が良いですよ!という事を書いていきたいと思います。(とくにジムでのバーベル・ダンベルでの筋トレ)

ちなみに私のクライアントは約6割が女性で、こういった説明をしながら納得して頂いてからプログラムを進めていきます。

筋肉量が少ない

女性は男性よりも圧倒的に筋肉量が少ないです。

ホルモンの影響によるところが大きいので仕方ないのですが、しっかり筋トレと栄養の見直しをしていけば、筋肉量は増加します。

代謝は筋肉量に依存します。また、筋肉の質も関わってきます。ともに筋トレをする事で改善していきます。

また、身体を動かすのは筋肉なので、筋肉量の少ない人は将来的に自立した生活の質を保ちにくくなります。要介護や死亡のリスクも上がります。

ここまで内面的な話を中心に書きましたが、実は外見にもこの筋肉量が大きく関わります。

多くの女性は「シルエット」を気にされると思います。

例えば年を重ねるごとに「クビレが無くなってきた」とか、「お尻が垂れ下がってきた」とか、こんな事も気になってくると思います。

もちろんこれらは出来るだけ早いうち(1歳でも若いうち)から、トレーニングで対策しておくことで筋肉量を維持し、シルエットの崩れを防ぐ・大幅に遅らせる事が出来ます。

何歳からでも筋肉は鍛える事でハリとサイズを取り戻すことが出来ます。

遅すぎる事はありません。いまから始めましょう!

更年期障害の軽減

更年期障害には色々な症状があります。

太る、疲労感、肩こり、うつ・不安感などの症状は運動をする事でかなりの部分を予防・改善できます。

原因は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下する事で起きます。

筋肉量の項でも書いたように代謝は筋肉量や質に依存するので、太るのはまず回避しやすくなります。

疲労感は体力がつけば解消しますし、肩こりはトレーニングによって筋肉に弾力が生まれますので肩こりも解消します。

うつなどの精神的なものは日光を浴びたり運動を行ったりするとかなり軽減されます。

これらは個人によって程度の大小があるので、全部完璧に改善するとは言えませんが軽い症状の人であれば運動を定期的に行うだけでも十分解消できると考えられます。

美容・スタイルづくりに良い

これも前に書きましたが、男女問わず年齢を重ねてもいつまでも元気で綺麗でありたいと願っているはずです。特に女性はその傾向が強いのではないでしょうか。

エステなど外面をケアする事も必要かもしれませんが、最も大事なのは内面から改善する事です。

筋トレは成長ホルモンをドバドバ分泌させてくれます。

成長ホルモンは聞いたことがある方も多いと思います。若返りホルモンと呼ばれたりすることもありますが、これは新しい細胞を作る作用があるからです。

成長期に分泌量はピークになり、そこから徐々に普段の分泌量は低下していきます。

しかし、筋トレをすると成長ホルモンは大量に分泌されます。

週に2~3回やるだけでも週を通してある程度成長ホルモンの濃度が高い状態を保てるので、それを数ヶ月~数年…と続けていけば内側から綺麗になる事は想像できるとかと思います。

また、筋肉は身体のシルエットを作ります。体重が軽くても筋肉量が少なければ、年相応の身体に見えます。

体重ばかり見ているのではなくて筋肉量をしっかり維持・向上させて若いシルエットを維持していきましょう。

スタイルが良ければ若々しいオーラも自然と出てきます。

ちなみに芸能人はほとんどの人が筋トレに取り組んでいます(^^)

女性の筋トレに対するよくある疑問&不安

Q.筋肉ムキムキになる。ボディビルダーみたいになりたくない。

A.結論から言うと、なりません。ボディビルダーは週に最低5日以上(しかも1日2回とか)はトレーニングされており、一回のトレーニング量も非常に多いです。また、食事にもかなり気を使っており、1日5食6食は当たり前です。一般の方は週に2-3回の筋トレ、1日3-4食に落ち着くでしょうから、そこには至らないです。

また、女性は男性ホルモンの分泌量も少ないですからほとんど太くはなりません。引き締まっていく感じになります。

フィットネスビキニ等で画像検索するとイメージが湧くと思います。めちゃくちゃトレーニングを積み重ねても男性のボディビルダーのように太くはなっていない事が分かります。

Q.身体が固くなる。柔軟性が低下する。

A.逆に柔らかくなります。ただし、可動域をしっかり使う正しいフォームで行った場合です。可動域が狭くても固くなる事はなく、柔軟性は変わらないくらいでしょう。

筋肉は動かさないから固くなります。動かすと血流も良くなりほぐれてきます。

ちなみに、肩こりも解消しますし、血流が良くなるので冷え症も改善します。

心配な方はトレーナーに動きを見てもらいましょう。

Q.有酸素運動やヨガでいい。

A.悪くはありません。ただし、上記でも述べたように特に40代に突入してからは筋肉量をいかに保つかがより重要なので筋トレの方が色々と恩恵が得られます。

有酸素運動では筋肉は増えませんし、栄養量を間違えば逆に筋肉量が減ってしまいます。道路を走ると反発が強いので筋力の無い場合は膝の故障にも繋がりやすいです。

ヨガはストレッチの要素が強いので、筋肉量増加の効果はかなり低いです。消費エネルギーも意外と少ないので、ヨガをやったから食べていいやとなるとカロリーオーバーで確実に太ります。

ただ、外を走ったり歩いたりするのは気持ち的には晴れるので、筋トレと併用していくと良いと思います。心臓や血管系のトレーニングにもなるので有酸素運動も使いようです。

Q.筋トレは無酸素運動だから脂肪は消費しないんじゃないの?

確かに筋トレの最中は無酸素運動なので、メインは糖質を消費します。

50分のセッションをするとして割り出してみます。

重りを上げ下げしている時間は10回の場合、30~40秒程度です。これを1種目につき4セット、6種目行ったとしましょう。

合計24セットになるので、24セット×40秒=960秒(16分)

50分のうち16分は無酸素運動を行っている事になります。それ以外の34分はセット間の休憩だったり、ウォーミングアップをしているわけですが、これは有酸素運動の位置づけになります。

筋トレをしながらでも上記の例の場合、34分は脂肪を消費する時間を作れています。筋肉を鍛えながら脂肪も消費するので一石二鳥ですね!

また、トレーニングを行った後48~72時間程度は筋肉を修復する為に多くのエネルギーを消費します。代謝が高い状態が2~3日続くのです。これは有酸素運動だけを行った場合とは異なる「筋トレ特有の反応」です。

なので、筋肉を付けたい場合でも、ダイエットして綺麗なスタイルを作りたい場合でも有酸素運動よりも筋トレが有効です。

更には女性に多い骨粗鬆症がありますが、骨も筋肉同様に負荷をかけると密度が増します。

筋肉も強くできて、代謝を上げれる、成長ホルモンが沢山出る、骨も強くなる、気分も晴れる、非常に多くの効果を一度に得られるのが筋トレです!

是非、トレーナーからトレーニングの指導を受けてみましょう。食事の相談にも乗ってくれますよ。


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