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2023.04.09

筋トレでダイエットをする人のための食事

ダイエット(減量)には運動を実施することと、食事を見直し改善することが必要不可欠です。 食事だけでダイエットをすると筋肉が減るためリバウンドのリスクが高まります。 運動だけで痩せようにも、運動の消費カロリーは大したことないので体重に与えるインパクトが薄いです。結果が出る前に多くの人は脱落します。 なので、運動と食事は同時進行で取り組まなければならないのです。今回は運動しながらダイエットをする人がどのような食事をすると良いのかを紹介します。 カロリー 脂肪を落とすには、摂取カロリーが1日の消費カロリーを下回るようにしなければなりません。従って、普段の食事で体重が増加...

2023.04.08

変形性膝関節症に対する運動の効果とメカニズム

変形性膝関節症は、女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。 初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、中期では正座や階段の昇降が困難となり、末期になると安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。 原因は、関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝も関与しています。加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。 予防法としては、運動で下肢の筋力を鍛えたり、減量をして膝への荷重を減らす事が挙げられます。一方で、いま変形性膝関...

2023.04.07

がん生存者に対する高強度トレーニングは安全か?

がん経験者は、しばしば骨格筋量の低下や体力の低下を経験します。また、特定部位の浮腫を伴う人も多いです。 こういった問題をまとめて解決するために、筋力トレーニング(=レジスタンストレーニング)は有効な手段です。 中強度のレジスタンストレーニング(MidRT)は、がん生存者において安全であると考えられています。一方、高強度のレジスタンストレーニング(HIRT)については、証拠が不足しています。したがって、今回は、がん生存者におけるHIRTセッションの安全性と実現可能性を調べてみました。 対象 24名のがん生存者(乳がん14名、前立腺がん10名、61.6 ± 9.5歳、肥満度27...

2023.04.06

日常生活における運動パターンと虚弱体質発生率(フレイル)

フレイル(虚弱)とは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。噛み砕いでいえば、フレイルになると日常生活がしんどいものになり、精神的にも後ろ向きになりがちになります。しかしフレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。具体的な介入方法は運動と栄養です。 日常的な多目的身体活動からの離脱がフレイルと前向きに関連し、フレイルの原因にしばしば存在する慢性炎症によって変化している可能性があるかどうかは未解明です。 健康でフレイルになる前の高齢者を対象に行われた研究では 1日の総活動時間が長い 1日の活動回数が多い 休...

2023.04.05

大腸がん(ステージIII)における身体活動とがん再発の関連性

ステージIIIの結腸がんに対する外科的切除後の身体活動は、生存期間の有意な延長と関連しています。しかし、身体活動が生存期間を改善する生物学的メカニズムは、はっきりと分かっていません。生物学的メカニズムの一般的な仮説には、循環腫瘍細胞の根絶や、炎症、高インスリン血症、免疫抑制など、微小転移を助長する宿主微小環境内の刺激の低減が含まれます。身体活動はすべての細胞や組織に明確に影響します。したがって、身体活動は、がんの再発を予防したり単に遅らせたりすることで生存への利益を与えるかもしれません。 目的:III期結腸癌患者において、術後の身体活動が癌の再発を予防するか、遅延させるかを検討した。 ...

2023.03.31

ランニング関連の膝関節損傷の予防と管理方法

健康のためにランニング(ジョギング)を行う人は沢山います。ランニングは費用や機械の面を考えても、誰でも気軽に始める事が出来ます。 ランニングの効果としては、心臓血管系の能力向上により疲れにくい身体になったり、人によっては減量を達成する事が出来たりと、健康面でかなりポジティブな効果が得られます。 一方、ランニングでケガをしてしまう人も沢山います。これはビギナーの方から上級ランナーに共通する事です。長距離ランナーの障害発生率を調べた研究によると、『ランナーの下肢ランニング傷害の発生率は19.4%から79.3%の範囲であった。』との報告があります。これらの傷害の主な部位は膝でした。 ...

2023.03.30

ダイエットする女性は筋トレをした方が良い

ダイエットには大きく分けて3つの方法があります。 食事のみ、食事と有酸素運動、食事と筋力トレーニングの3パターンです。 ダイエット実施者は食事のみで行う場合が大半です。一部の意識の高い人が同時に運動も行い、有酸素運動か筋力トレーニングに分かれる形となります。 さて、ダイエットをする人はこの3パターンのうちどれを選択するのが良いのか確認してみたいと思います。大体の予想は付きますが1つの研究を見てみましょう。 過体重の女性における食事療法および運動療法介入後の無脂肪体重減少と体重回復の関連性 目的 本研究は、過体重の女性において、食事療法単独、食事療法+有酸素運動、...

2023.03.28

身体活動は、うつ病、不安、苦痛を改善する。

身体活動(=運動)は様々な肉体的な疾患を予防・改善するのに役立ちますが、うつ病などの精神疾患に対しても効果があることがわかっています。 身体活動がうつ病や心理的苦痛の変化に与えたかを調べた研究(1,000を超える研究)では、身体活動が非常に有益なアプローチであったと述べています。 目的:成人集団におけるうつ病、不安、心理的苦痛の症状に対する身体活動の効果に関するエビデンスを統合すること。 デザイン:アンブレラレビュー データソース:創刊から2022年1月1日までに発表された適格な研究を12の電子データベースで検索した。 研究選択基準:成人集団の身体活動を増加させるため...

2023.03.24

ジムに通ってダイエットを成功させる秘訣

ダイエット目的でジムに通う人は沢山います。しかし、脱落したのか、目標を達成したのか、いずれにせよ9割は1年間で脱落します。 できれば目標を達成したうえでジム辞めたいと思うはずです。そこで今回は、ジムに通ってダイエットを成功させる秘訣について解説してみたいと思います。長いですが、各項目に分けて書いたので最後まで読んでいただけると嬉しいです。 失敗する人の特徴 成功の秘訣を語る前に、失敗する理由や、失敗する人の傾向またはマインドを知っておくのが良いと思います。失敗する(なかなか成果が出ない)人は以下のような傾向があることが多いように感じます。 短期思考 栄養計算に...

2023.03.23

ジムの筋トレで効果が出るのはいつ?

これからトレーニングを始める人が、ジムにいったらどのくらいで効果が出るのか?と疑問に思うことはごく自然なことです。 今回はこの疑問に回答してみたいと思います。 回答の前に、ジムで筋トレをする人が求めている効果について分類してみます。 痩せたい、メタボ改善 日常生活で困らないだけの筋力/体力をつけたい 筋肉を増やしてマッチョになりたい/スタイルを改善したい 血糖値やコレステロール値などの血中プロフィールを改善したい ざっとこの4つに当てはまるのではないでしょうか。入会前のカウンセリングでヒアリングしても、来店理由は大体このどれかに当てはまりま...

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