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2022.06.14

筋力を高める為に必要な運動量

「筋力」とは”筋肉が発揮できる力”を指しますが、筋力は高いに越したことはありませんね。 例えば階段を昇るシーンでいえば、体重が同じ50㎏だとしても、筋力が著しく低い人は高い人よりも頑張らないと昇れません。これではすぐに疲れてしまいます。 また、筋肉量が多い=筋力が高いわけではありません。筋力は神経活動が大きく関わっています。 筋肉量を増やすのも大事ですが、日常生活においては筋力を高める事が生活の質の向上により役立つと考えられます。 筋力を高める為にはどうしたらよいか トレーニング強度が高ければ高いほど筋力が向上します。これは当然と言えば当然ですが、トレーニングに不...

2022.06.13

女性の身体(生理学的特性)と運動の効果

ーーー女性のお客様に好評の記事でしたので再掲しますーーー 女性は男性と異なり、月経があります。これは初潮から閉経までの約40年間にわたって続く生理現象です。 月経と身体づくりも関連するところがあるため、今回は簡単にまとめてみたいと思います。 月経周期に伴うコンディションの変化 月経周期は、月経開始日から次の月経の前日までの期間で、正常な月経周期は25~38日と定義されています。 月経周期のフェーズ分けには代表的なものとして、卵胞期(排卵前)、黄体期(排卵後)の2つに分けます。 卵胞期:低エストロゲン、低プロゲステロン 黄体期:高エストロゲン、高プロゲス...

2022.06.10

筋トレがメタボにもたらす効果

最近は、筋力トレーニングが代謝系疾患(生活習慣病をイメージしていただければと思います。)の予防と管理に効果的なのではないかという事が注目され始めています。 運動といえば有酸素性運動をイメージする人が多いですが、重要なことは有酸素性運動と筋力トレーニングの併用が、どちらか一方のみ実施するよりも、血糖コントロールといった代謝系疾患の項目の改善に大きな期待が出来ます。 最近の報告では週2回以上の筋力トレーニングは代謝系疾患の発症リスクと罹患率を抑える可能性があるようです。また、代謝系疾患の各危険因子に対して有意な効果をもたらす事から、筋力トレーニングを生活習慣に取り入れる事が望ましいです...

2022.06.08

メタボリックシンドロームには筋トレが有効

今回はメタボリックシンドローム、通称メタボについての記事です。 前半でメタボリックシンドロームの定義について、後半ではメタボリックシンドロームに筋トレがもたらす効果について紹介していきます。 メタボリックシンドロームは一見すると肥満と同じように思われますが定義を見ると肥満とは違うものであることがわかります。 何となく太っているからメタボではなく、しっかりとして定義があります。 それぞれ定義を見ていきましょう。   メタボリックシンドロームとは お腹周りが男性85cm以上、女性90cmであることとともに、以下の項目のうち2つ以上当てはまる場合を指します...

2022.06.08

転倒予防には運動がよい

筋力が衰えてくると、高齢者だけではなく中高年層の方も転倒のリスクが高まります。 私のお客様にも中高年になってからの転倒を経験されている方が結構いらっしゃるので、けっして他人事ではないと読み進めていただければと思います。※短い記事なのですぐに読み切れますよ^^ 転倒によりケガをする可能性は高まりますし、最悪は骨折などの重傷を負う可能性があります。 特に細身(筋肉量の少なさにより)の女性は骨密度が低く、中でも50歳以上の女性は閉経と相まってより骨密度が低いので骨折リスクは高まります。 なので、骨折を予防するためには骨密度を高めるための手段を取らなければなりませんが、...

2022.06.06

妊娠中のトレーニング

妊婦が運動を行う事は、母子ともに幅広い利益をもたらします。 かつては妊娠期間中のエクササイズならびに身体活動は避けるべきとみなされてきました。 しかし、広範囲な研究が行われた結果、この主張が誤りであることが証明され、現在では多くの国で妊娠中のエクササイズが推奨されています。 妊娠中のエクササイズ指導は医師の指導の下行うべきであるため、弊社で運動処方を行う事は出来ませんが、ここでは情報共有という事で書き進めていきたいと思います。※ゆくゆくは妊婦の方への運動処方も出来るように環境を整えて参ります。 筋力トレーニングが母親にもたらす利益 吐き気、疲労、腰痛、頭痛などの軽...

2022.06.02

筋肉に負荷が必要な理由 -分かりやすく-

今回は筋肉になぜ負荷が必要なのか?について理論的なところを分かりやすく説明してみたいと思います。 動画での解説はコチラ サイズの原理 サイズの原理という理論があります。 これをネットで調べてみたりすると一般の方にとっては理解しにくい内容です。なのでこれを分かりやすく。 まず、筋肉は細い繊維が沢山集まって束になっています。 繊維は何本もあるので、分かりやすく筋繊維A、B、Cとしましょう。 A:5㎏まで持ち上げれる B:10㎏まで持ち上げれる C:20㎏まで持ち上げれる A、B、Cはそれぞれ上記のとおりの力を発揮できるものとします。 ...

2022.05.31

BMIとSMI -肥満と痩せ-

体型を判断する際、良く用いられる指標がBMIです。聞いたことがある、見たことがある方も多いと思います。 BMIとは BMIの求め方は、体重㎏÷身長mの2乗、です。 (例)160㎝の人で、60㎏の場合 60÷(1.6×1.6)=23.4 となります。 BMIの基準値は日本肥満学会によると 18.5未満 低体重 18.5~24.9 普通体重 25.0~29.9 肥満1度 30.0~34.9 肥満2度 35.0~39.9 肥満3度 40.0~ 肥満4度 としています。しかしこれだけで体格の良し悪しは判断できません。脂肪で身体が重いの...

2022.05.23

身体を大きくする筋トレ 3つの方法 自宅編

特に、これから身体を大きくしたい!身体を絞っていきたい!と考えている初心者向けに入門編として自宅でのトレーニング方法について解説していきます。 初心者は特にベースの体力が出来上がっていないので、自宅で取り組むだけでもかなりの効果が期待できます。 選ぶべきは多関節運動! 前回のブログでも書きましたが、沢山の筋肉を使う事は消費エネルギーの増加にも繋がります。 消費を沢山するという事は筋肉が疲労する度合いも大きいです。筋肉が疲労すると成長ホルモンや男性ホルモンが沢山分泌されるので筋肉も大きくなりやすいです。 背中は難しいですが、ダンベルがあれば自宅でも背中のトレーニングが可能に...

2022.05.17

ジム初心者の為の時短トレーニング

忙しくてジムに行けない! 行くけど何をしたらいいか分からない! 時間がそんなに取れない! と、いう方の為に今回はジムで行うべき筋トレマシンプログラムを紹介します。 一度、ジムスタッフやトレーナーにトレーニングを教えてもらったことがある方も読んでいただけると幸いです。 基本的には部位別に特定の部位のみを鍛える目的ではなく「全身を満遍なく鍛える」ことを前提にしております。 また、フリーウエイトは最も効果が高いですが、一般フィットネスクラブにて行うと設備が少ないなかそれを全員でシェアするので自分がやりたい時にできない。その為、時間効率がよいとは必ずしも言え...

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