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2019.08.18

糖質制限パート3-糖質制限食がもたらす3大合併症、他への効果-

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 今回はパート3。前回の続きです。 ※(パート1 / パート2)も併せてご覧ください。   今回は先ず、糖質制限がもたらす糖尿病の合併症や予備軍についての効果を紹介していきます。 注意していただきたいのですが、糖尿病には高血糖の記憶という現象があり、糖質制限食を行う以前の高血糖時期に出来てしまった終末糖化産物による悪影響は取り除くことが出来ないと言われています。 つまりは限りなく予防することは出来ても完全に合併症を予防することは出来ない、ということになります。 合併症には主に以下のようなものがあります。 ...

2019.08.17

【推奨】胃癌 術後のトレーニング -体重増加の為に-

「パーソナルトレーニングジムIGF」では、胃を切った方の体力低下・体重減少を適切なトレーニングと食事戦略の提案を通じた改善の為のサポートを行っております。 代表の井上トレーナーは「アルファクラブ」の会報誌に毎号トレーニングに関する記事を連載しております。 また、NPO法人PDNの主催する「PDN那須セミナー」にて症例報告や医療従事者向けにトレーニング戦略のセミナー発表も行ってきました。 今回は、胃がん、食道がんなどで胃を切った方がどのようにすれば筋肉を肥大させ、体力を付ける事が出来るか、これまでの記事を簡単にまとめてみたいと思います。 ※最下部の関連記事リンクも...

2019.08.16

糖質制限パート2 -糖尿病や肥満に糖質制限がもたらす効果-

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 前回(糖質制限のメリット)に引き続き、江部先生の著書「江部康二の糖質制限革命」を読んでの糖質制限の話です。 今回は糖尿病や肥満症、など生活習慣病の予防や治療にまで何故、糖質制限食が効果的なのかを紹介していきます。 前回の後半部分でも書きましたが先ず、生活習慣病に効果のある糖質制限食は、正しい糖質制限食であるということが大前提です。 何事もそうですが糖質制限食にも正しいものとそうでないものがあります。 これはしっかりとしたソース(情報元)からでないといけません。 TVや雑誌などにも誤った情報がありますので注意が必要です。 ...

2019.08.12

肥満の管理は健康管理

肥満とは太っている状態を表すものですが、体重ではなく体脂肪量で判断するのが妥当です。 しかし、体脂肪量を正確に簡単に測る手段は少ない為、一般的にBMIで判断します。 BMI=体重÷(身長(m)×身長(m)) 日本では、この式で25以上を肥満としています。(世界的にはWHOが30以上を肥満としています) BMI25は日本肥満学会が定義した基準で、これを超えるあたりから高血圧、耐糖能障害、脂質異常症などの発症頻度が高まるとされています。   アメリカスポーツ医学会は次の3つに注意を向けるよう勧告しています。 食生活 身体活動/エクササイ...

2019.08.10

糖質制限パート1 糖質制限のメリット

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 ライザップの影響で爆発的に広がった糖質制限。 TVや雑誌などの沢山のメディアで紹介され、今では一般の方にまで広く知られている食事方法の一つです。 私達からするとパッといきなり出てきた、最新の食事法のように感じてしまいます。 しかし、現代において糖質制限を広めた方の一人に江部康二先生(高雄病院理事長)がいらっしゃいます。 江部先生は2005年の時に既に「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)という本を出版されており、その中で糖質制限を紹介しておりました。 日本において初めて糖質制限を紹介した本です。 そこか...

2019.08.09

気になる健康食品やサプリメントはしっかり調べるべし

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 雑誌やCM、インターネット広告などで1日に何件も目にする、健康食品やサプリメントの広告。 なんかアレを見ると嘘っぽいなぁ・・・、とか、どうせ詐欺だ。 などど思ってしまいますよね。笑 勿論誰もが知るような有名なメーカーが製造していれば話は別ですし、日本や諸外国で認定を受けているような表記があれば信用できると思います。 しかし、そのような国の認定ではなく、聞いた事がなかったり、馴染みがないものだったりすると、本当に効くのかな?身体に良いのかな?となってしまいますよね。 そんな時にどういう判断をすれば良いのか、この見極め方を紹介...

2019.08.08

「見ると食べたくなる」ので気を付けよう!

ダイエット中に限らず、見るとついつい食べたく(飲みたく)なる経験をされた方も多いのではないでしょうか。 例えば、お菓子売り場のスイーツ、美味しそうに飲むビールのCM、炊き立てのご飯、などなど... お腹がすいていなくても食べたくなったりしますよね。 反射的に食べたくなるという衝動は、本能なのか、過去の食べたものの記憶からくるものなのかは分かっていませんでしたが、この疑問に対する研究が最近発表されました。※後半に要約したものを載せておきます。   この研究により、見たら「食べたい」という動機に結びつける神経回路(獲物検出器)が明らかとなりました。 こ...

2019.08.06

パンが身体に悪いと言われる理由

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 身体に悪いと言われているパン。しかし、なぜ悪いのか?皆さんは考えたことはありますか? パンが身体に悪いと言われている最大の理由は小麦を使っている、ということからきています。 そこで、なんで小麦が身体に悪いのか、を紐解いていくと理由がわかってきました。 2016年ごろからグルテンフリーのパンやパスタも流行しており、健康ブームの現在に至るまで人気は下がっていません。 その証拠にグルテンフリーも表記は様々な飲食店でも見かけると思います。 あくまで私は中立的な立場で論文や栄養学のテキストを読み直しました。 そこでわかったこと...

2019.08.05

テニスをしていなくてもテニス肘になる

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 テニスをしていないのにテニス肘、と診断された方は少なくないと思います。 テニス肘とは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)の事です。 症状としては掌を甲側に曲げ、力がかかった際に肘の外側(外側上顆と呼ばれる上腕骨の骨の一つの部位)に痛みを感じます。 運動をしないと痛みが出ないようなものから、コーヒカップのような物を持つだけでも酷い痛みが出るパターンもあります。   どうして痛みが出るのか 手首を曲げる方向ではなく反る方向に伸ばす、このとき前腕伸筋群と呼ばれる筋肉が炎症を起こして痛みが出ます。 ...

2019.08.04

男女の身体(体質)の違い

こんにちは。トレーナーの佐藤です。 ボディメイクや姿勢改善、ダイエットにおいて人それぞれの骨格、体質など様々なことで違いがあります。 性別、というのも大きな違いの一つです。 今回は女性と男性の身体の違いに着目したダイエットや筋トレ、食事の考え方を紹介します。 男女での違いの一つにホルモンの違いがあります。 男性は妊娠や出産をしない為、女性と男性は違うことはなんとなくわかると思いますが、細かなところでも意外に大きな違いがあるのです。 女性ホルモンは沢山ありますが、その中でもエストロゲンとプロゲステロンの2つに着目していきます。 エストロゲンとは生理の終わ...

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