【重要】体重管理のための測定方法
ご自宅に体重計がある家庭は多いと思います。
自宅で体重を測定するのは健康管理や体型の管理をするのに最も必要な事です。
結論から言うと、
毎朝の起床時の体重を測定・記録していきます。それ以外の数値は図ってもあまり意味がありません。
厳密には”体重”を最重視するのは避けたいところです。なぜなら、ダイエット中でもトレーニングなどで筋肉量が増えれば、体重は増えるからです。
※体型を評価するのは見た目(主観値)と体脂肪率(客観値)です。
それでも体重の『数字』はおおよそ自分の身体の傾向を知るのに役立ちます。
今回は自宅での正しい測定の仕方をレクチャーしたいと思います。
精度の高い体組成計を使おう
今はあまりないかもしれませんが、ばね式のクルクルと回るアナログ体重計は、数字を見る時に誤差が生じやすいので、電子体重計(デジタル体重計)に切り替えて絶対値で出してくれるものを使いましょう。
体組成計は手で握って測定できるタイプだと、測定値が正確に出やすいです。
全身の体脂肪率の測定は、微弱な電流を流して行われます。乗るだけで測るタイプは足元の2点からしか電流が流れないので、上半身の部分で誤差が生じやすくなります。
↓両手で持つタイプなら、両手両足の4点から測定を行うため足元2点のタイプに比べ正確に測定が出来ます。
弊社も今ではInBodyという高性能の測定器になっていますが、過去に一般的な体組成計を使用していました。↑これです。
医療機器メーカーでもある【オムロンヘルスケアストア】で用意するのが良いと思います。
一番有名なパーソナルトレーニングジムも各部屋にこの体組成計を設置しています。
体重測定の仕方
正しい体重測定の手順は以下の通りです。
- 朝起きる
- トイレに行く(尿だけでもOK)
- 体重を測定
- 水をのむ・朝ごはん食べる
最後に水やご飯などの飲食がくるのがポイントです。
これを毎日・毎回繰り返します。
朝は1日の中で体重が1番軽い状態です。胃袋に何も入っていません。
起床してすぐにトイレで排泄をすれば体内はほぼ空っぽです。
これで測定条件を一定に保つことが出来ます。測定条件を一定に保つのは、原因をはっきりさせるためです。
ご飯や飲み物を飲んだ後に量ると、飲食物の重りが毎回違うので体重に影響してきます。これでは今食べた朝ごはんで体重が増えたのか、昨日の夜ご飯が原因だったのか分からなくなってしまい、どこに生活習慣の修正をかければ良いのか不明になるからです。
朝起きて、トイレを済ませ、口に何かを含む前に体重を量りましょう!
体重計の設置場所
体重計を置く部屋はどこでも良いのですが、測定の仕方の流れでいちばん量りやすいルートに置きましょう。
トイレの中でもいいし、洗面所でもいいし、台所でもよいです。
床が平たんな場所に置きましょう!少しでも傾いていたりすると正確な体重は量れません。
なおかつ、床の固い所に設置しましょう。マットやラグの上に置くと床の反発が吸収され正確な測定が出来なくなるからです。
毎回同じ部屋の同じ場所に設置しましょう。床材の材質によっても反発が違いますし、床に梁がある場所無い場所でも反発が変わってきます。
まとめ
体重測定は出来るだけ同じ①コンディション ②時間帯 ③場所で量るようにしましょう!
また、出来るだけ正確な体重計を使用しましょう!
毎日測定して、常に自分の身体がどの方向に動いているのか、太ってきているのか、減ってきているのかを掴み、早めの修正を心がけて常に健康的な身体をキープしていきましょう。