コンピュータ介入における指導が遵守率に与える影響
このメタアナリシスは、ウェブベースのメンタルヘルス介入におけるガイダンスがアドヒアランスを増加させることを示したが、ガイダンスとアドヒアランスおよびアウトカムの間の具体的なメカニズムをよりよく理解するためには、さらなる研究が必要である。
電話サポートを併用したReboot Onlineは、電話サポートを併用しないReboot Onlineと比較して、プログラムへの登録および開始に対してプラスの効果を示した。Reboot Onlineに電話サポートを加えた群の参加者は、対照群の参加者よりも有意に多くコースに登録した。さらに、介入群の参加者の方が対照群の参加者よりもコースを開始した割合が高かった。介入群に登録された参加者のうち、43％（19/44人）がコースを完了し、対照群では31％（14/45人）がコースを完了した。プログラムを開始した人のサブグループを考慮すると、介入群と対照群では、8回すべてのレッスンを完了した人の割合に有意差はなかった。臨床転帰指標における治療効果は、介入群と対照群で差がなかった。
電話サポートは、インターネット介入の初期段階における参加者の登録、プログラム開始、および参加意欲を向上させるが、コース全体の完了や有効性には影響を及ぼさないようであった。
身体活動（PA）アプリのアドヒアランスに影響する要因を明らかにすることは、現在の知識を拡大し、PAアプリの設計だけでなく、アプリ配信によるPA介入に指針を与えることができるため、非常に重要である。このスコーピングレビューでは、先行研究でPAアプリのアドヒアランスに影響を与える要因を特定し、分類した。統合されたエビデンスに基づくと、ユーザーは、基本的な機能要件に加えて、PAアプリの「遊び心」とパーソナライズされた機能に注目している。また、アプリの不具合は、アプリのアドヒアランスに悪影響を及ぼす最も一般的な要因であることが判明した。本総説では、今後の研究のいくつかの重要な方向性、特に因果関係を探るための研究デザインが強調されている。
非臨床医の指導による介入は、対照プログラム（例えば、オンライン心理教育や監視付き注意コントロール）または待機リスト対照を含む条件と比較した場合、治療後の有効性アウトカムが高かった。また、非医師の指導による介入と指導なしの介入との間にも有意差がみられた。さらに、非臨床医が誘導する介入は、臨床医が誘導する介入と有効性に差はなかった。これらの結果は、ガイド付きのデジタル精神保健介入は、介入を実施する個人の資格にかかわらず精神保健の転帰を改善するのに有用であり、非臨床医のガイドの存在は、ガイドがいない場合と比較して有効性の転帰を改善することを示唆している。
臨床医と非臨床医の指導は、デジタル精神保健介入の結果を改善し、アドヒアランスの結果も改善する可能性があるようである（ただし、この傾向は有意ではなかった）。さらなる研究は、これらの臨床医がうまく提供できる具体的なタスクの種類（すなわち、心理社会的支援、治療同盟、技術的増強）と、それらに関連するアウトカムに焦点を当てるべきである。
関連
☆★☆★☆
パーソナルトレーナー 井上大輔
パーソナルジムIGF 日本橋駅徒歩1分
パーソナルトレーニングをご希望の方→カウンセリングはコチラ
IGFは日本橋で創業し6年の完全個室予約制のパーソナルジムです
お身体、運動、食事のお悩み、お気軽にご相談ください
