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  • 2023.09.16

脳卒中の予防-あなたにできること


健康的な選択をし、健康状態をコントロールすることで、脳卒中を予防することができます。以下の項目を達成する為には、運動がほぼ必須であると考えられます。

健康的な生活

脳卒中の多くは、健康的な生活習慣の改善や、脳卒中のリスクを高める健康状態をコントロールするための医療チームとの連携によって予防することができます。

健康的なライフスタイルを選択することで、脳卒中を予防することができます。

健康的な食べ物や飲み物を選ぶ

健康的な食事やおやつを選ぶことは、脳卒中の予防に役立ちます。新鮮な果物や野菜をたくさん食べるようにしましょう。

飽和脂肪、トランス脂肪、コレステロールが少なく、食物繊維が豊富な食品を食べることは、高コレステロールの予防に役立ちます。食事中の塩分(ナトリウム)を制限することは、血圧を下げることにもつながります。高コレステロールと高血圧は脳卒中の可能性を高めます。

伝統的な日本食、例;旅館で提供されるような和朝食(ご飯、納豆、味噌汁、焼き魚、野菜)などは非常によいメニューとなります。

健康的な体重を保つ

過体重や肥満は脳卒中のリスクを高めます。自分の体重が健康的な範囲にあるかどうかを判断するために、医師はしばしば体格指数(BMI)を計算します。自分の体重と身長がわかっていれば、BMIを計算することができます。

例)173㎝、60㎏の人=60÷(1.73×1.73)=BMI20.06

BMIの標準値は18.5~24.9です。若い人は22くらいを、40~50代は24くらいを、65歳以上は25くらいをターゲットにすると良いでしょう。BMIは25~27の範囲が最も死亡率が低いです。(BMIと死亡率

また、ウエストやヒップのサイズを測定して、余分な体脂肪を測定することもあります。

定期的に体を動かす

体を動かすことは、健康的な体重を維持し、コレステロールや血圧の値を下げるのに役立ちます。成人の場合、早歩き~ジョギングなどの中強度の有酸素運動を毎週2時間30分行うことが推奨されています。(例:1日30分以上を週5回)

筋力トレーニングを週2~3回も効果的です。

子供と十代の若者は、毎日1時間の身体活動をする必要があります。

タバコを吸わない

タバコを吸うと脳卒中になる可能性が高くなります。タバコを吸わない人は、始めないこと。喫煙している場合は、禁煙することで脳卒中のリスクを下げることができます。医師に禁煙の方法を相談しましょう。

アルコールを制限する

血圧を上昇させるアルコールの飲み過ぎは避けましょう。男性は1日2杯まで、女性は1日1杯までとしましょう。

病状をコントロールする

脳卒中のリスクを下げるためにできることを医師に相談しましょう。

心臓病、高コレステロール、高血圧、糖尿病の方は、脳卒中のリスクを下げるための対策をとることができます。

コレステロールのチェック

かかりつけの医師は、少なくとも5年に1回はコレステロール値を検査すべきです。この簡単な血液検査について、医療チームに相談してみましょう。コレステロール値が高い場合は、薬や生活習慣を改善することで、脳卒中のリスクを下げることができます。

血圧をコントロールする

高血圧には自覚症状がないことが多いので、定期的に検査を受けましょう。どのくらいの頻度でチェックすべきかについては、医療チームに相談しましょう。血圧は、自宅、診察室、薬局などで測ることができます。

高血圧の場合は、医師から薬を処方されたり、生活習慣の改善を勧められたり、ナトリウム(塩分)の少ない食品を選ぶよう勧められたりすることがあります。

糖尿病のコントロール

糖尿病の症状があると思われる場合は、検査を受けることを勧められるかもしれません。糖尿病であれば、定期的に血糖値をチェックしましょう。

治療の選択肢については、医療チームに相談しましょう。医師は、運動量を増やしたり、より健康的な食品を選ぶなど、特定の生活習慣の改善を勧めることがあります。これらの行動は、血糖値を良好にコントロールし、脳卒中のリスクを下げるのに役立ちます。

心臓病の治療

冠動脈疾患や心房細動(不整脈)など、特定の心臓疾患がある場合は、医療チームから治療や手術を勧められることがあります。心臓病を治療することは、脳卒中の予防につながります。

薬を服用する

心臓病、高コレステロール、高血圧、糖尿病の治療薬を服用する場合は、医師の指示に注意深く従いましょう。分からないことがあれば、必ず質問しましょう。医師や薬剤師に相談せずに薬の服用を中止しないでください。

医療チームと協力する

脳卒中の原因となる病状の予防や治療には、医療チームと協力することが大切です。治療計画について定期的に話し合い、診察の際には質問リストを持参しましょう。


参考文献

CDC:Prevent Stroke: What You Can Do

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