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2023.12.19

健康のためのフィットネス動画コンテンツ

YouTubeにて、動画でのエクササイズ解説などをしています。 最近の代表的な動画をいくつか載せておきますので、参考にしてみてください。 自宅で出来る運動シリーズです。 血糖値を下げるウォーキング方法 血液サラサラに!血糖値・高血圧を改善する3分自重トレーニング 椅子に座ったまま3分全身トレーニング その他にも色々な動画を投稿しているので、よろしければチャンネル登録をお願いいたします。 関連 冬はダイエットチャンス ダイエットにおすすめ!効果的なジムメニューとその理由 筋トレでダイエットをする人のための食事 ブログ目...

2023.12.18

高血圧を改善するための筋力トレーニングプログラム

筋力トレーニングを行うと様々な健康パラメータが改善することが知られています。分かりやすいところだと、血糖値や血中脂質、血圧などです。 今回は筋力トレーニングで血圧を改善させたい場合、どのようなプログラムを行うと良いかを簡単に解説します。 結論からいうと、安静時収縮時血圧を減少させるためには、軽い負荷による通常の筋力トレーニングよりも、中程度または重い負荷による通常の筋力トレーニングがより有益である可能性があることが分かりました。 研究は以下の通りです 高血圧成人における安静時血圧に対する定期的なレジスタンストレーニングによる運動プログラムの違いの影響。システマティックレビュ...

2023.12.13

慢性閉塞性肺疾患におけるトレーニングが筋肉に及ぼす影響

慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。 歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。一部の患者では、喘鳴や発作性呼吸困難などぜんそくの様な症状を合併する場合もあります。 トレーニングは、慢性閉塞性肺疾患に関するすべての国際的なガイドラインで推奨されており、これらの...

2023.12.11

睡眠不足だと太りやすくなる

減量を指導するとき、食事の内容だけではなく食事時間や睡眠の確保など、生活習慣全般にアドバイスをすることが多いです。 体重が増えてしまうケースでは、多くの人が睡眠2時間前くらいに食事をしていたり夜更かしをしています。 不規則な生活はどのくらい身体づくりに影響を与えるのでしょうか?その一部を調べた研究を紹介します。 目的:実験室条件下での実験的研究により、急性睡眠制限と代謝障害との間に密接な関係があることが示されている。本研究の目的は、外来環境下で実施した1晩の中等度の睡眠制限が、過体重の若年成人の睡眠組織、食事摂取量、血圧、心拍数に及ぼす影響を評価することであった。 方法: ...

2023.12.09

水を飲んだら痩せるのか?

食事の前に水を沢山飲んだら食事量が減り、減量の効果がある。というようなネットの記事をよく見かける事があります。 そういった記事に関連する情報があったので紹介します。 「ボストンで過体重/肥満青少年に対する効果を検証」 要約すると 肥満の未成年38人(平均14.9歳)を2グループに分け 飲水群の参加者は1日あたりコップ8杯の水を飲むよう指導 結果、飲水群のほうが水を飲む量は増えていました(+2.8杯)が、減量効果の差が確かめられなかった。 となりました。 過去の大人を対象とした研究では効果があったとするものもありますが、この研究では被験者が子供...

2023.12.06

フリーウエイトとマシトレーニングは筋力と筋肥大に同等に効果的

筋トレをしにフィットネスクラブに行った時、以下のような疑問を持った人は多いと思います。 「フリーウエイトとマシンはどちらが効果的なのだろうか?」 このテーマに対しての研究を紹介します。 結論からいうと、どちらも効果は同じです。(相対的な負荷や運動量が同じなら) 目的:本研究は、筋力、筋肥大、関節不快感に対するフリーウェイトとマシンベースのレジスタンストレーニングの効果を比較することを目的とした。 方法:レジスタンストレーニングを受けている男性38名が、フリーウェイト群(n=19)とマシンベース群(n=19)に振り分けられた8週間のレジスタンスプログラムに参加した。トレ...

2023.12.04

肥満成人における内臓脂肪率に対する運動とカロリー制限

肥満管理ガイドラインでは、肥満者の体重減少のために運動とカロリー制限の使用を推奨しています。しかし、内臓脂肪の変化に対する運動とカロリー制限の介入の比較有効性は確立されていません。 内臓脂肪は心血管と代謝性疾患の罹患率および死亡率の独立した危険因子であるのに対し、BMIは心血管疾患リスクを決定できないという考え方が支持されています。このことは、内臓脂肪が肥満管理戦略の有効性を示すより重要な指標である可能性を示唆しています。したがって、運動とカロリー制限の用量反応効果を評価することは、過体重および肥満の人の内臓脂肪減少を最大化するために極めて重要です。 今回は、過体重および肥満の成人...

2023.11.30

睡眠不足と疾病との関連

米国国立衛生研究所は、1日の平均睡眠時間を、就学前の子どもは10~12時間、就学前の子どもとティーンエイジャーは9時間、成人は7~8時間と推奨しています。睡眠中、身体には生物学的・生理学的機能に関する数多くの変化がある。血圧、心拍数、ホルモン分泌、免疫防御機能の調節、細胞の修復、体温調節、記憶能力の回復、認知など、すべてが睡眠中に起こります。 シェーンボーン&アダムズは、昔の人と比べて現代人は睡眠時間が短くなっていると報告しています。20世紀初頭の成人の平均睡眠時間は1日約9時間、1980年代の成人の睡眠時間は1日7時間でした。2010年の平均睡眠時間は、成人の10人に3人が7時間未満で...

2023.11.28

減量ダイエット中のオメガ3脂肪酸補給の効果

オメガ3脂肪酸は、体内のさまざまな機能にとって重要な多価不飽和脂肪酸に属しています。 オメガ3脂肪酸のEPAやDHAは、脂肪が多い魚(青魚、サケ、マグロ、マス)や甲殻類(たとえば、カニ、ムール貝、カキ)のような海産物に多く含まれています。また、サプリメントとしても安価に購入でき、気軽に摂取することができます。 しかし、食材から摂取することとサプリメントから摂取することの効果はイコールではありません。 今回は、肥満の人のダイエット中ににサプリメントを用いた研究を紹介します。 目的:オメガ3多価不飽和脂肪酸(PUFA)は、肥満、体内脂質、炎症、神経機能に関与する重要な栄養素であ...

2023.11.27

メタボにおけるビーガン食の健康効果とデメリット

減量(ダイエット)で最もよく採用されている食事方法は、地中海食(MD)、高血圧を止める食事法(DASH)、旧石器時代食、低糖質食、低脂肪食、植物性食(ビーガン)などがあります。 過去数年間、ビーガン食への関心は一般市民と科学界の両方で高まり、欧米諸国で採用されている主な食事パターンの1つになるまでになっています。実際、ビーガン食を採用する人が増え続けているおかげで、顕著な普及を遂げました。 ビーガン食は大きく2つに分類されます。 肉と魚を除外し、牛乳、乳製品、卵の消費を許可する食事。 動物由来の食品を一切排除する食事。 最新のエビデンスでは、ビーガン食は心血管...

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