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2024.01.06

慢性腰痛における水中運動

水中(プールなど)での運動は、腰部への負担を減らしつつ身体を動かす事が可能です。これは腰痛に悩み、改善したいと思う人にとって有効な選択肢となります。 陸上でのトレーニングは腰痛改善に役立つことが知られていますが、やはりエクササイズ中は多少なりとも腰痛を我慢するシーンが出てきます(姿勢の入れ替え時など)。腰痛のレベルが高い人にとってはこの痛みさえ大きなストレスとなりますが、そういった場合に水中運動は特におすすめです。 今回は、水中運動が腰痛に効果的かどうかを調査した研究を紹介します。 結論からいうと、水中トレーニングにより、疼痛強度は安静群(マッサージなどのケア)と比較して減少...

2024.01.04

YouTubeで血糖値を下げるトレーニングシリーズを追加

【自宅トレ】食後血糖値を下げる!2分で終わる筋トレ|メタボ・生活習慣病を改善! 【自宅トレ】食後血糖値を下げる!2分で終わる筋トレ|メタボ・生活習慣病を改善!中強度編 【実践】食後血糖値を下げる運動プログラム|自宅トレ|器具なし|動画を観ながら一緒にやろう! 引き続き動画を更新していきます。 よろしければチャンネル登録、よろしくお願いいたします! 関連 ダイエット成功の秘訣は習慣化できるかが全て 身体活動は、うつ病、不安、苦痛を改善する。 運動はうつ病症状に対して有効である 運動はうつ病発症を軽減させる効果がある ブログ目次 主な情報仕...

2023.12.25

過体重または肥満の成人における体重減少に対する運動の効果

身体活動、すなわち運動が期待される効果には、体重減少に対するプラスの効果だけでなく、体重減少中の除脂肪体重の維持とともに脂肪が減少する効果や、その後の体重減少の維持も含まれます。 2000年代に発表された十分に実施されたシステマティックレビューやメタアナリシスでは、体重減少や身体組成に対する運動のこのような効果についてのエビデンスが示されていますが、体重維持に対する運動の効果についてのエビデンスが不足していることも認められています。 高強度インターバルトレーニング(HIIT)も、肥満者だけでなく一般成人においても有望な運動方法として浮上しています。 最後に、身体活動と体重維持...

2023.12.19

健康のためのフィットネス動画コンテンツ

YouTubeにて、動画でのエクササイズ解説などをしています。 最近の代表的な動画をいくつか載せておきますので、参考にしてみてください。 自宅で出来る運動シリーズです。 血糖値を下げるウォーキング方法 血液サラサラに!血糖値・高血圧を改善する3分自重トレーニング 椅子に座ったまま3分全身トレーニング その他にも色々な動画を投稿しているので、よろしければチャンネル登録をお願いいたします。 関連 冬はダイエットチャンス ダイエットにおすすめ!効果的なジムメニューとその理由 筋トレでダイエットをする人のための食事 ブログ目...

2023.12.18

高血圧を改善するための筋力トレーニングプログラム

筋力トレーニングを行うと様々な健康パラメータが改善することが知られています。分かりやすいところだと、血糖値や血中脂質、血圧などです。 今回は筋力トレーニングで血圧を改善させたい場合、どのようなプログラムを行うと良いかを簡単に解説します。 結論からいうと、安静時収縮時血圧を減少させるためには、軽い負荷による通常の筋力トレーニングよりも、中程度または重い負荷による通常の筋力トレーニングがより有益である可能性があることが分かりました。 研究は以下の通りです 高血圧成人における安静時血圧に対する定期的なレジスタンストレーニングによる運動プログラムの違いの影響。システマティックレビュ...

2023.12.13

慢性閉塞性肺疾患におけるトレーニングが筋肉に及ぼす影響

慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。 歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。一部の患者では、喘鳴や発作性呼吸困難などぜんそくの様な症状を合併する場合もあります。 トレーニングは、慢性閉塞性肺疾患に関するすべての国際的なガイドラインで推奨されており、これらの...

2023.12.11

睡眠不足だと太りやすくなる

減量を指導するとき、食事の内容だけではなく食事時間や睡眠の確保など、生活習慣全般にアドバイスをすることが多いです。 体重が増えてしまうケースでは、多くの人が睡眠2時間前くらいに食事をしていたり夜更かしをしています。 不規則な生活はどのくらい身体づくりに影響を与えるのでしょうか?その一部を調べた研究を紹介します。 目的:実験室条件下での実験的研究により、急性睡眠制限と代謝障害との間に密接な関係があることが示されている。本研究の目的は、外来環境下で実施した1晩の中等度の睡眠制限が、過体重の若年成人の睡眠組織、食事摂取量、血圧、心拍数に及ぼす影響を評価することであった。 方法: ...

2023.12.09

水を飲んだら痩せるのか?

食事の前に水を沢山飲んだら食事量が減り、減量の効果がある。というようなネットの記事をよく見かける事があります。 そういった記事に関連する情報があったので紹介します。 「ボストンで過体重/肥満青少年に対する効果を検証」 要約すると 肥満の未成年38人(平均14.9歳)を2グループに分け 飲水群の参加者は1日あたりコップ8杯の水を飲むよう指導 結果、飲水群のほうが水を飲む量は増えていました(+2.8杯)が、減量効果の差が確かめられなかった。 となりました。 過去の大人を対象とした研究では効果があったとするものもありますが、この研究では被験者が子供...

2023.12.06

フリーウエイトとマシトレーニングは筋力と筋肥大に同等に効果的

筋トレをしにフィットネスクラブに行った時、以下のような疑問を持った人は多いと思います。 「フリーウエイトとマシンはどちらが効果的なのだろうか?」 このテーマに対しての研究を紹介します。 結論からいうと、どちらも効果は同じです。(相対的な負荷や運動量が同じなら) 目的:本研究は、筋力、筋肥大、関節不快感に対するフリーウェイトとマシンベースのレジスタンストレーニングの効果を比較することを目的とした。 方法:レジスタンストレーニングを受けている男性38名が、フリーウェイト群(n=19)とマシンベース群(n=19)に振り分けられた8週間のレジスタンスプログラムに参加した。トレ...

2023.12.04

肥満成人における内臓脂肪率に対する運動とカロリー制限

肥満管理ガイドラインでは、肥満者の体重減少のために運動とカロリー制限の使用を推奨しています。しかし、内臓脂肪の変化に対する運動とカロリー制限の介入の比較有効性は確立されていません。 内臓脂肪は心血管と代謝性疾患の罹患率および死亡率の独立した危険因子であるのに対し、BMIは心血管疾患リスクを決定できないという考え方が支持されています。このことは、内臓脂肪が肥満管理戦略の有効性を示すより重要な指標である可能性を示唆しています。したがって、運動とカロリー制限の用量反応効果を評価することは、過体重および肥満の人の内臓脂肪減少を最大化するために極めて重要です。 今回は、過体重および肥満の成人...

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